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「恵里さん…僕と家族になってくれませんか。」幼い頃に母を亡くし、母親のぬくもりを知らずに育った良太。母性を感じさせる身近な女性に想いを募らせるのは必然であった。家庭教師として勉強を教えにきていた従姉弟の恵里に異常なまでに執着するようになった良太。「恵里さん…彼氏いたんだ…」授業中、不意に知らされた事実。良太の中で膨れ上がっていた想いが牙を剥く。